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国立新美術館 ゴッホ展に行ってきました

   ↑  2010/10/04 (月)  カテゴリー: 展覧会・イベント


国立新美術館(六本木)で開催中(2010年10月1日~12月20日、火曜日休館)の「ゴッホ展~こうして私はゴッホになった」 に10月2日(土)に行ってきました。「オルセー美術館展」(2010年5~8月)に続いての国立新美術館です。今年はゴッホ没後120年。ゴッホ展といえば、2005年3~5月に国立近代美術館(竹橋)で開催された「ゴッホ展~孤高の画家の原風景」も大変な混雑で、入場の列に1時間並んだ記憶があります。日本ではゴッホは大変な人気ですから、今回も混雑は必至。前売券を買って、開催2日目、土曜日に駆け付けます。 ちなみに今回の「ゴッホ展」のホームページ(右側)では、「会場待ち時間状況」として混雑予想を掲示しています(「現在の待ち時間」は展覧会ダイヤルやモバイルサイトで)


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▲正面入り口 ゴッホ展看板

2005年の国立近代美術館の「ゴッホ展」も、オランダのゴッホ美術館とクレラー=ミュラー美術館所蔵の作品を中心に構成されていました。そこで展示されていた「夜のカフェテラス」、「糸杉と星の見える道」、「黄色い家」などは今回はありません。ゴッホのように何度も展覧会が開催されるとテーマの選定が難しくなると思いますが、今回はゴッホに影響を与えた画家たちの作品やゴッホ自身が収集した浮世絵なども展示し、「ゴッホがいかにして『ゴッホ』になったか」を明らかにする(展覧会チラシより)という企画です。



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▲国立新美術館 正面入り口


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▲ゴッホ展入り口(1階です)



国立新美術館には、今回も丸の内線~国会議事堂前駅で千代田線乗換~乃木坂駅というルートで向かいます。初日は入場口にずらっと並んでいるニュースを見たので心配だったのですが、実際の混雑状況はというと、ほとんど混雑していませんでした16:30に1階のゴッホ展示会場(オルセーは2階でした)を、まったく並ぶことなく入場。やっぱり時間がよかったのでしょうか!?それとも2日目なのでまだまだこれからということでしょうか!?

会場に入ると、まずゴッホの「自画像」と対面。後で展示されている「灰色のフェルト帽の自画像」と見比べてみるのもいいですね。会場全体は適度な混み方で、すべての作品を間近にゆっくり観賞できました。
今回の目玉のひとつとして、会場内で「アルルの寝室」が再現されています。TBSの美術スタッフが制作したとのこと。作品そのままで、とても楽しい企画でした。そして私たちは今回「アルルの寝室」は全部で3枚あるのということを初めて知りました。「アルルの寝室」は、先日の「オルセー美術館展」、2007年東京都美術館(上野)で開催された「オルセー美術館展」でも展示され、私たちには馴染みのある作品なのですが、今回のゴッホ展の予告チラシにも別の「アルルの寝室」があり、そのとき複数あることに気がつきました。
はたして「アルルの寝室」は、「何枚あるのか?どうして複数あるのか?」が気になっていました。
その謎は今回、会場内の説明で解けました。「アルルの寝室」は今回展示されている作品(ゴッホ美術館所蔵)がオリジナルだそうです。ゴッホが所謂「耳切り事件」で入院しているなか、アトリエのコンディションが悪くなり、この「アルルの寝室」にもダメージがあったようです。ゴッホは修復を試みたのですが、弟テオのアドバイスで模写することに。これにより、現在は全部で3枚の「アルルの寝室」があり、模写の1枚目はシカゴ美術館に、2枚目(大きさが小さい)はオルセー美術館に収蔵されているとのことです。3枚とも構図はほとんで同じですが、大きさや色、壁に掛けられた絵などが異なります。勉強になりました。
さて、いつになくゆったりとした気分で作品を満喫できましたが、入場は閉館30分前なので、17:30になるとぐんと会場内は人が減ってきますが、この時点で残っている人たちは、意図的にこの時間帯に来ているようで、閉館15分前を告げるアナウンスが流れても動ぜず、出口に急ぐそぶりすら見せないでゆっくりと観賞されています(もっとも、アナウンスもいたって品のあるもので、「蛍の光」を流すような無粋なマネはしません)。そこで私たちも閉館時間まで観賞することに(どうなるのか半分興味もあり)。結局、閉館のアナウンスが流れた後、私たちは18:05に会場を後にしましたが、その時にもまだそこそこ人がいました。

会場│国立新美術館(東京・六本木)
所在地│東京都港区六本木7-22-2 企画展示室1E
会 期│2010 年10月1日(金)-12月20日(月)
開館時間│午前10時-午後6時、金曜日は午後8時まで ※入場は閉館の30分前まで
休館日│火曜日 ※11月23日(火・祝)は開館、翌24日(水)休館

※詳細はホームページでご確認下さい。 
国立新美術館ホームページ→こちら


 



【ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ】 ホームページ→こちら

ゴッホ展鑑賞後、国立新美術館でそびえ立っている3階の「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」(絶対覚えられない)で食事の予約をしていました(10月は2人の誕生日月なので大奮発)。 このお店はフランス料理の頂点に立つポール・ボキューズ氏の日本1号店だそうです。予約時間は、閉館ぎりぎり迄観賞することにしていたので18:15。18:00を過ぎるとエスカレーターは停止になりエレベーターで3階まで行きます


 

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▲3階レストラン ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ

 

予約はしましたが、店内の混雑具合は、3~4割位。東京タワーが見える(小さいですが)席に案内されました(テーブルは狭かったです)。料理は、「ゴッホ展~こうして私はゴッホになった」の展覧会特別コース5250円を注文(ゴッホ展開催中は、ディナーに限り、ゴッホ展の半券で10%オフ。詳しくは国立新美術館のレストランのページまたはお店のホームページをご覧ください)。このコースには、フランスパンはついていましたがバター(500円)は注文しすると別料金。更にびっくりしたのは、デザートはついているのですがコーヒーなど飲み物も別料金でした。バターは、優しい味でしたが、500円とはかなり高い(使いきれなかった分はもちろん大切に持って帰りました)。
料理は3品とも、ゴッホに関連づけられています。まずスープは、ゴッホが画家になる決意をしたベルギー、ブリュッセル。そのベルギーの特産ムール貝を使用し、ゴッホの象徴である黄色に仕立てています。
帆立や貝の濃厚な味がして美味しいです。メインディッシュの仔羊すね肉のローストアルル風は、ゴッホの好物の仔羊の煮込みをゴッホの才能を確立した場所のアルル風に仕上げているそうです。骨の存在感がありちょっと食べ難いかったけど、柔らかかったです。 デザートは、絵だけでなく木の額まで展示されている ゴッホの代表作の1つ「マルメロ、レモン、梨、葡萄」をイメージしています。洋梨はとても柔らかく、アイスクリームはバニラビーンズが多用されとても美味しかったです。
量的には、お酒をほとんど飲まない私たちにとっては少なかったです

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▲ロゴが入ったナプキン▲右にみえるのが別料金500円のバターです

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▲ムール貝と帆立貝のスープサフラン風味、ゴッホのイメージカラーで

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▲仔羊すね肉のローストアルル風

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▲洋梨のコンポートレモン風味キャラメルソースとバニラのアイスクリーム添え


約2時間の食事を終え出るころには、国立新美術館は「ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ」以外の照明は暗くなっていました。乃木坂駅の直通通路は閉鎖され、脇の出口から出て(警備員さんがドアを開けてくれます)ピンクリボンに合わせピンクに照明された東京タワーを眺めて、遊歩道を歩きながら駅に向かいました。
閉館後は、あの国立新美術館はディナーを食べている人だけの貸し切なんだなぁ思うと、贅沢で大変有意義な時間でした。


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▲ブラッスリー ポール・ボキューズ ミュゼ
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▲幻想的な夜の国立新美術館

 


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