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東京国立博物館 特別展「写楽」

   ↑  2011/05/01 (日)  カテゴリー: 展覧会・イベント

東京国立博物館 平成館 特別展「写楽」の初日
に行ってきました。当初は4月5日からの開催予定でしたが、震災の影響で会期が5月1日~6月12日に変更になりました。東洲斎写楽の作品がほとんどすべて展示されるということで、前売券のペアチケットを買って楽しみにしていましたので、駆け付けました。GW中の初日ということで、多少の混雑も覚悟していたのですが、会場に着いてみると意外と空いていました。
なお、混雑状況はHPに掲載されるようです。

【東京国立博物館 特別展「写楽」】
開催期間 2011年5月1日(月)~6月12日(日)
休  館  日 5月16日(月)、5月23日(月)
開館時間 9:30~17:00  土・日曜日、祝日は18:00(入館は閉館の30分前まで)
       当初予定されていた金曜日の夜間開館はなくなったようです

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 ▲上野恩賜公園を 上野駅公園口を背に右に進みます


東洲斎写楽は、寛政六年(1794年)、すい星のように現われ、わずか10カ月で姿を消した謎の絵師。そもそも「写楽」というネーミングがユニークですし、そもそも誰なのかも諸説あるそのミステリアスさとひと目で「写楽」と分かる作品の明快さと斬新さとが魅力でしょうか。大首絵の際立った個性は唯一無比のものでしょう。葛飾北斎と並んで浮世絵のはなやかな面を代表していると思います(写楽ははなやかななかにアイロニーを感じますが)。特に「歌舞伎」のイメージとして、目を寄せて口を結んで見えを切った写楽の絵を思い浮かべるくらいです。


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▲東京国立博物館 ▲正面は本館、会場の平成館は奥に



東京国立博物館の入り口ではチケットを見せるだけ。 敷地のなかに入って、さらに奥にある平成館を目指します



13:34 待ち時間なしで入場



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▲平成館


東京国立博物館の平成館に入り、チケットを切ってもらいエレベーターで2階の展示会場へ。展示会場は左右に第1会場と第2会場に別れています。
第1会場は、プロローグに始まり、
 1.写楽以前の役者絵
 2.写楽を生みだした蔦屋重三郎
 3.写楽とライバルたち
 4.版の比較
第2会場は、
 5.写楽の全貌
 6.写楽の残像
という展示内容になっています。


「プロローグ」では、いきなり「初代大谷徳次の奴袖助」、「三代目佐野川市松の祇園町の白人おなよと市川富右衛門の蟹坂藤馬」といった重要文化財からスタート
「3.写楽とライバルたち」では、歌川豊国や喜多川歌麿など同時代の浮世絵師の作品が並び、特に歌麿の「ポペンを吹く娘(ビードロを吹く女)」まで見られたのは嬉しい限りです。
「4.版の比較」では、「市川鰕蔵の竹村定之進」や「二代目瀬川菊之丞の田辺文蔵女房おしづ」などが、2枚ずつ何点も並べて展示されており、刷りや保存状況の違いなどを確認することができます。その違いにびっくり。ただし、よりいいものが海外の美術館の所蔵であることが多く、複雑な気持ちです。

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▲正面脇  「写楽」展のイメージキャラ?「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」

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▲展示場は2階です


第1会場は大変興味深い展示になっていましたが、「写楽の代表作をど~んと見たいなぁ」と思ったら、第2会場にありました。
「5.写楽の全貌」は、写楽を第一期から第四期に分け、写楽作品のほぼすべてを網羅する内容。もうほんとに写楽しかありません。 しかも全世界から集結!
特に第一期といわれる、大首絵28枚の一挙展示は圧巻の一言(あらためて展示室を数えながらひと回りしましたが、28枚ありました)!フランス/ギメ東洋美術館の「初代市川男女蔵の奴一平」とアメリカ/ボストン美術館の「三代目大谷鬼次の江戸兵衛」とが対峙している様を見ることができるのはこの場だけでしょう。

 
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▲会場の案内図 ↑ クリックすると拡大されます


震災の影響で海外からの貸出・出品がなされないのではといった懸念もありましたが、結局予定通りの展示がなされなかったのは1点のみ(ドイツ/ブレーメン美術館「六代目市川団十郎の行成の息男みまな行教」)でした。ともかく写楽のほとんどすべてが揃った今回の展覧会は、写楽ファン(?)はもちろん、ちょっとでも感心のある方には是非おすすめします。


15:03 会場を出ました


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▲出入り口も写楽


写楽の余韻に浸りながら、上野動物園へパンダを見に行くことに…。
そして、パンダとご対面。それは、次のページです。


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