中野発あちこち公共交通機関(電車・バス)と自らの脚で(エコ重視?)あちこち巡る旅行記です。旅行で日本を元気に! 

国立新美術館 オルセー美術館展に行ってきました

   ↑  2014/07/19 (土)  カテゴリー: 展覧会・イベント
六本木の国立新美術館で開催中(7月9日~10月20日、休館日火曜日)の
「オルセー美術館展」
印象派の誕生ー描くことの自由ー
に、開催が始まって初めての日曜日の7月13日に行ってきました

年は、1874年に第1回印象派展が開催されてから140年ということで、「印象派の殿堂」(パンフレットより)であるオルセー美術館展の開催は、とりわけ印象派の人気の高い日本では、記念すべき展覧会になるでしょう。
TVでも宣伝されており、夏休みに入れば混雑は必至…

で訪問時のオルセー美術展混雑状況は…

結論から言うと
16:15 まったく待たずに入場
ゆっくり鑑賞できました
会場内は、けっこう冷房が効いていたので
行かれる方は
羽織るものがあるといいと思います
(館内でストールの貸出しをしていましたが…)

IMG_6677-oruse.jpg
▲国立新美術館正面入り口前の看板



それにしても、オルセー美術館は
日本では大変な人気のようですね
ちょうど4年前(2010年5月26日~8月16日)、同じここ国立新美術館で「オルセー美術館展2010 ポスト印象派」が開催されました(ブログにアップしています)。更に遡れば、2007年(1月27日~4月8日)にも、上野の東京都美術館でオルセー美術館展が開催されています(もちろん行きました)。
いまも、三菱一号館美術館で開催中の「ヴァロットン展」(6月14日~9月23日)にもオルセー美術館の収蔵作品が展示されています。そのほか、個別の収蔵作品の日本での展示は頻繁にあり、オルセー美術館は日本人に馴染みの深い美術館ですね。



IMG_6679-oruse.jpg



さて、前回の国立新美術館「オルセー美術館展2010 ポスト印象派」では、パンフレットに「オルセー美術館の傑作絵画115点。しかも半数以上が初来日!」「空前絶後」といった華々しい文句が踊ったものでしたが、それに比べれば今回は割と控えめな印象。前回目玉だったゴッホ、ゴーギャン、ルソーは1点もなし。

で、今回はというと
マネを中心に、モネ、セザンヌといった
ラインアップです




これまでの経験から、美術展は閉館間際にかけての遅い時間帯がゆっくり鑑賞できる狙い目と知った私たち。今回も閉館18:00の2時間前を目指して出発です(ただしその時間に混雑しているとゆっくり鑑賞出来ないおそれがありますが…)。
さすがに並ぶことなく、すんなり入場。入ってみると、程よい混み具合で、ゆっくり鑑賞することができました。

16:15入場

IMG_6684-oruse.jpg 
▲会場入り口は2階です


会場に入ると、まっさきにお目当て
マネの「笛を吹く少年」
いきなりのご対面にまずびっくりです
160.5×97cm、思っていたより大きい。少年はほぼ等身大ということでしょうか。赤と黒のコントラストが目に鮮やか。輪郭線のはっきりした手、眉から鼻への流れに「オランピア」を思い浮かべました。


IMG_0001-oruse1.jpg 
▲パンフレットより マネ「笛を吹く少年」(部分)

さて、会場を進んで行き、
「8章 近代生活」の会場に入ると、目に飛び込んでくるのは、
今回の目玉のひとつ
日本初公開の
モネ「草上の昼食」

IMG_0002-oruse2 
▲パンフレットより モネ「草上の昼食」  



この作品は、マネの「草上の昼食」と同じ主題で描き始められたものの完成されず、家賃がわりに大家に引き渡されてしまったそうです。その後取り戻されたときには、絵は傷んでおり、2枚に分断されたそうです。会場ではその2枚の絵がつなげて展示されています。
左418×150cm、右248.7×218cm、数字はパンフレットに載っているものの、目の当りにした実物の大きさは予想を超えた正に「大作」です。いわゆる「印象派」のモネのタッチ以前のものです。 
  
 


実はモネのこの作品を知らず
今回のオルセー美術館展に「草上の昼食」が来ると聞いて
マネの「草上の昼食」と勘違いし
興奮した旦那さんは、奥さんに前売券をねだったのでした

モネと知ってちょっとテンションの下がった旦那さんでしたが、モネの本作を見て納得。今回の展覧会には、モネの本作のほか、セザンヌの「草上の昼食」(「牧歌」も同じ構図を持った作品でした)も展示され、マネの「草上の昼食」がいかに同時代の画家たちに大きな影響を与えたかをあらためて感じました。それだけに、マネの「草上の昼食」も是非展示してほしかったと思うのは私たちだけでしょうか。





そのほかの作品も紹介しましょう。ミレーの「晩鐘」、ルノアールの「ダラス夫人」、モネ「サン=ラザール駅」、ドガ「競馬場、1台の馬車とアマチュア騎手たち」、セザンヌ「スープ入れのある静物」などなど。ドガの構成には関心しましたし、セザンヌの「バラ色の背景の自画像」も色彩がセザンヌのイメージが違って微笑ましく見ました。

IMG_0003-oruse.jpg IMG_0004-oruse.jpg
▲パンフレットより ミレー、ルノアール、ドガ、セザンヌなど



今回の「オルセー美術館展 印象派の誕生ー描くことの自由ー」は、マネに始まりマネに終わります。「ピアノを弾くマネ夫人」などの比較的初期の作品から、「ロシュフォールの逃亡」などの晩年の作品、そして何点もの小品も見ることができ、マネのファンの旦那さんはすっかり満足。

17:30 会場を出ました
程よい混雑で、ゆっくり鑑賞できました



オルセー美術館展鑑賞後、国立新美術館にある
「ブラッスリー  ポール・ボキューズ  ミュゼポール」で夕食を食べ帰宅しました
それは次のページで



関連記事
スポンサーサイト

(記事編集) http://achikochi2008.blog49.fc2.com/blog-entry-324.html

2014/07/19 | Comment (2) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment


展覧会の記事に感嘆

会場では撮影禁止ですから、その雰囲気をどう表現するか難しいところですが、うまく表現されていると感心しました。
私は六本木の美術館は行ったことがないので、とても参考になります。最近、山田五郎さんの“ぶらぶら美術館”(BS日テレ・金曜PM8:00)をよく見ます。

雨曇子 |  2014/07/22 (火) 17:55 [ 編集 ] No.281


Re: 国立新美術館

雨曇子さま
乃木坂6番出口から美術館直結なのでとても便利です。黒川紀章氏の設計ですが、ガラスの壁が波打っていたり、空中に浮かんだようなレストラン(次回記事)があったりと、とっても斬新的な美術館で遊びに行くだけでも楽しいですよ。
さすが雨曇子さん、美術館も守備範囲なんですね…。
うちのテレビ…BSは映らないのです(苦笑)

achikochi |  2014/07/22 (火) 22:48 [ 編集 ] No.283

コメントを投稿する 記事: 国立新美術館 オルセー美術館展に行ってきました

お名前(ハンドルネーム)、コメントでお気軽にどうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメントとして投稿する。(管理人にのみ公開)