中野発あちこち公共交通機関(電車・バス)と自らの脚で(エコ重視?)あちこち巡る旅行記です。旅行で日本を元気に! 

お遍路 最終日 高野山 89個の御朱印白衣に感動

   ↑  2017/07/23 (日)  カテゴリー: お遍路
高野山の遍照尊院の宿坊に宿泊(4月下旬)した翌日、ツアー最終日は、朝からいよいよ高野山の聖地中の聖地、弘法大師入定の地である奥の院をめざします。一の橋から御廟(ごびょう)まで両脇に樹齢700年の杉がそびえ立つ参道が約2キロメートル続いています。そして織田信長、石田三成、伊達政宗、武田信玄、豊臣家、前田家など有名な武将、さらには企業、団体の約20万基を超える墓石や供養塔や慰霊碑が並んでいます。敵といえる織田信長の供養塔まであることにびっくりすると同時に、高野山の懐の広さ奥深さを感じます。

奥の院の参道の入り口は「一の橋」からと参道途中から入る「中の橋」からの2ケ所あります。正式なのは一の橋からのお参りですが、ツアーですのでジャンボタクシーを駐車場で停め、途中の中の橋からお参りスタート。駐車場には、食事するところやお土産やさんもあります。
中の橋からお参りに入ると特徴のある企業の供養塔に目を引かれます。

外国人観光客も多く(平日だったので、日本人より多い感じ)、白衣に菅笠、金剛杖という「お遍路さん」のいで立ちの私は、外国人の方に大人気。リクエストに応じて一緒に写真に納まりました。
外国人の方に弘法大師や高野山が理解出来るのかなぁと先達さんに聞いたら、音声ガイド(500円、数に限りがある)があり、英語、フランス語、中国語、韓国語、日本語の5か国語で、金剛峯寺、壇上伽藍、奥の院、高野の町家など、山内の103ヶ所の見所などを解説しているそうです。

私も音声ガイドの解説が欲しかった。



IMG_2390-394.jpg  
▲中の橋入り口(左手に手水場があります)


IMG_2396-394.jpg  
▲水向地蔵

中の橋からゆっくり歩いて約30分
御廟橋(ごびょうばし)
橋の下には、玉川が流れます

御廟橋を渡るとそこから先は聖域
写真撮影は禁止
服装を正し、一礼して渡ります
いっそう身が引き締まります


IMG_2398-394.jpg   
▲御廟橋(ごびょうばし)

菅笠は、他のお寺では脱がなくてよいのですが
奥之院では脱帽です
奥之院で、金剛杖を納めさせて頂きました
(1,000円をお布施し、少々お話を聞いて)


お遍路の結願のお礼とご報告が
無事出来ました

感無量です





奥の院でのお参りを終え、高野山のそのほかの主要な寺院でお参りします   



【女人堂(にょにんどう)】9:45
女人堂は、高野山が女人禁制(明治5年まで)のときに、女性のために設けられた参籠所だそうです。以前は、高野山に行くルート7つにそれぞれあったそうですが、今は残っているのはこの女人堂だけだそうです。
事前に勉強していなかったため、女人堂の歴史的意義を知らず、御朱印をもらわなかったことを後悔。


IMG_2403-394.jpg  

IMG_2402-394.jpg



【金剛峯寺(こんごうぶじ)】9:51
枝垂れ桜が綺麗に咲いていました。高野山真言宗の総本山です。

IMG_2410-394.jpg  

IMG_2409-394.jpg   
▲正門



屋根は総檜皮葺き。防火対策に屋根の上には天水桶(てんすいおけ)があります。


IMG_2408-394.jpg  
▲本堂




【慈尊院11:04
この慈尊院は、母親というキーワードで、とても印象に残っています。

高野山の麓の九度山町にある慈尊院は、女人禁制である
高野山に訪れることが出来なかった弘法大師の母・玉依御前が滞在していたことで有名です。
九度山という地名の由来は、弘法大師が1か月に9度の頻度で、全長26キロメートルの高野山町石道(こうやさんちょういしみち)を歩いて、母に会いに来たということからだそうです(九度山は、関ヶ原の戦いで負けた真田幸村が高野山に謹慎された後、移り住んだところでもあります)。

あの弘法大師がも母に会いたいために月に9回26キロの道のりを歩いたかと思うと、母親というのはいつの時代でも偉大な存在なんだぁと改めて思いました。

弘法大師も歩いた高野山町石道(こうやさんちょういしみち)は、世界遺産に登録され、慈尊院から御廟まで道しるべとして216基建てられているそうです。


IMG_2411-394.jpg IMG_2412-394.jpg  
 


IMG_2415-394.jpg  

IMG_2416-394.jpg  
▲本堂(拝堂)

慈尊院が弘法大師の母にゆかりがあるということで、珍しいお乳型絵馬があります。それを奉納し、乳癌平癒、安産、子宝を祈願するそうです。

女性に多い乳癌のお守りを購入しました
乳癌平癒お守り500円
そして御朱印も頂きました

IMG_2793-394.jpg  



慈尊院で今回のお遍路ツアーのお参りはすべて終了。途中の昼食をはさみ、バスは関西空港、新大阪駅、伊丹空港と回っていきます。



【昼食】道の駅 柿の郷くどやま「ベーカリーカフェパーシモン」12:09
パスタセット(パスタ、サラダバー、ドリンク)850円


IMG_2418-394.jpg



【新大阪】15:40
これで今回の乗り合いジャンボタクシーのお遍路ツアーは終了
ツアーの皆さんと別れを告げ
のぞみで大阪駅から東京へ
新幹線ではお遍路の結願の喜びと安堵からか
10泊11日(前泊1日)の疲れがどっと出ました
修行の成果なのか
新幹線の風を切る音がずーっとお経に聞こえました

IMG_2419-394.jpg


ここからは、今回のお遍路ツアーでいただいたものをご紹介します。


 
【納経帳】
納経帳完成。四国88ヶ所と高野山奥の院、金剛峯寺、慈尊院の合計91の御朱印をいただきました。
一番はじめに「高野山奥の院」の御朱印。そしてその次に「金剛峯寺」の御朱印。やはりこの2つの御朱印は、お遍路のなかでも別格なので、押すべきページが空けてあります。
八十八ケ霊場は日付がありませんが、高野山のお寺の御朱印には他のお寺のようにあります。(ほとんど)。
このブログでの「お遍路グッズと服装  あったら便利なもの」のページでも書きましたが、お遍路へ行って御朱印をもらうなら、お遍路用の納経帳をぜひ購入するようお勧めします(一般の御朱印帳だと、ここまできちんとできないと思うので)。



IMG_2795-394.jpg   


一番前に奥の院
IMG_2801-394.jpg
▲高野山 奥の院


第一番札所 霊山寺の前に金剛峯寺

IMG_2797-394.jpg   
▲金剛峯寺(右)



【御影帳】
こちらも完成。
各札所で納経帳・納経軸に御朱印をいただくと、それぞれに御影がいただけます(白衣への宝印ではいただけません)。これは各札所のご本尊さまの分身(御影)だそうです(紙が薄いので、御影帳を購入した方が便利です)。


IMG_2803-394.jpg IMG_2802-394.jpg  






【御朱印用白衣】


89ヶ所のお寺の御朱印が押された白衣
(朱肉がまだ乾いていないので帰宅後しばらく広げて干してました)

あの世へ行くときの晴れ着だそうです


写真では伝わり難いと思いますが
ただただ圧倒されます
お金では買えない
何ものにも代えられないものです

この御朱印白衣を祖母に持って行ってあげました
お遍路に行くことは内緒にしていたので
報告を聞いた祖母はびっくりして
御朱印白衣を何度も何度も見て、擦って
本当に喜んでくれました
祖母にこの白衣をあげることが
お遍路に行く目的のひとつだったので
その姿を見られただけで嬉しくなりました

IMG_2442-394.jpg

 

このお遍路ブログの最初のページにも書きましたが、
そもそもお遍路へ行くきっかけは
昨年母を見送ったこと

祖母が自分でお遍路に行ったときの御朱印白衣を
母にくれたのでした
そのときにはじめて御朱印白衣の意味を知りました
それなら私がお遍路に行って
祖母に御朱印白衣を返そうと
それが母への供養にもなるだろうと
そう思い、お遍路について調べ始めたのでした

今回、お遍路を結願出来て、一区切りはつきました
あまり信心深くはない私ですが
とても貴重な経験をさせて頂きました
また無事に祖母に御朱印白衣を渡すことも出来ました
母もきっと喜んでくれたと思います

まだまだ大好きな母の旅立ちを受け入れることは難しいようです
弘法大師のように(おこがましいですが)まだどこかにいるような・・・
そう思うことにしました


お遍路についての記事は以上です
ここまでお付き合いいただきありがとうございました
お遍路に行く理由はひとにより様々だと思いますが、
このブログがこれからお遍路に行こうと考えていらっしゃる方に
少しでもご参考になれば幸いです


 
関連記事
スポンサーサイト

(記事編集) http://achikochi2008.blog49.fc2.com/blog-entry-394.html

2017/07/23 | Comment (0) | HOME | ↑ ページ先頭へ ↑ |

Comment

コメントを投稿する 記事: お遍路 最終日 高野山 89個の御朱印白衣に感動

お名前(ハンドルネーム)、コメントでお気軽にどうぞ。
非公開 (管理人のみ閲覧可能なコメント) にしたい場合には、ロック にチェックを入れてください。

  任意 : 後から修正や削除ができます。
  非公開コメントとして投稿する。(管理人にのみ公開)